最後の授業 ぼくの命があるうちに DVD付き版
最後の授業 ぼくの命があるうちに DVD付き版
最後の授業 ぼくの命があるうちに DVD付き版
ランダムハウス講談社 ランダムハウス講談社 矢羽野 薫
¥ 2,310
The Last Lecture
「残業ゼロ」の人生力
3000人のユダヤ人にYESと言わせた技術
勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践
脳が教える! 1つの習慣
■人生に対し真摯に向き合うこと 評価3 日付2008-09-06僕は本を読むときに大きく分けて2通りの読み方をする。一つ目は、その本から情報を得ようとする読み方。PC関連の本やハウツー系の本の場合この読み方になる。二つ目は、本の世界にどっぷりはまり雰囲気を楽しむ読み方。小説や伝記などを読むときにはこの読み方になる。タイトルから、最初僕は一つ目の読み方で読んでいた。しかし、どこかしっくりこない。この本は二つ目の読み方で読むべき本だったのだ。
人生において極限状態に直面したとき、その人が人生に対し、真摯に向き合ってきたかがわかる。これは表現力の問題も少し絡んでくるし、その方法もさまざまだから、表現された状態を見て一概に判断することはできない。しかし、ランディ・パウシュ氏は適切に彼の人生に対するすばらしい姿勢を表現することができた。
死を目前としてこのように楽しく語れる人がいるということを知るだけでも、この本を読んだ価値があると思う。
■私だと余命いくばくと言われて何をするだろう? 評価4 日付2008-09-02大学教授職にあった人の余命が少しになったときの最後の講義に付随する書籍
大学を去る際に記念講義が行われることが多いですが、
これは癌で大学を去らなければならなくなった人の最後の講義です。
内容は、この最後の講義を実施するに当たっての経緯
から始まり 子供に伝えたい内容を講義に託して話した内容を記述しています。
結論は最後の2ページぐらいに集約されています。死んでからも子供たちに
伝えたい、残りをどのように「生きた」のかを子供に残して置きたいのかを
強く考えさせる内容になっています。
ある意味、このような形で残しておけるのは幸福だったのかもしれません。
そしてこの幸福を得るために彼は何に努力してきたのかがよくわかります。
結果は2008年7月25日に自宅で息を引き取っていますが、
この本は、それをまるで、ディズニーランドが8時で終わるかごとく
とらえ、それまでどのように楽しむかのパッケージングをしたのでは
無いかと思います。
単なるお涙頂戴の本ではなく、強い意志を持って最後までしっかり
生きようとした著者の姿勢はとても参考になるのではと思います。
■「命」の重要さを知らせてくれる 評価5 日付2008-09-02もともと感動屋さんなのですが、予想通り泣きました。
パウシュ先生が残したかったメッセージは何だろうと考えました。
先生は迫りくる「死」を受け入れた上でいま何をするか、
ということを考えていらっしゃっていました。
私たちがこのような本に出会って、何を知るべきなのかと考えました。
そして、残されたものとして知っておくべきは、命あるうちに、
やるべきことをやる、ということなのだろうな、と思いました。
何かの縁でこの本・DVDに出会えたことに感謝します。
命の大切さを再度認識させてくれました。
■なぜこれほどまでに私たちの魂を揺さぶるのか 評価5 日付2008-08-26この本を読んで、ランディ・パウシュの言葉を自分へのメッセージとして受け取ってはならないと思った。彼が言っていることは、確かに読む者、聞くものの魂を揺さぶるものがある。でもそれはなぜか。それは、この「最後の授業」が遺された彼の幼い子どもたちへの遺言だからである。それを忘れてはならない。
親にとって、子どもは自分の命よりも大切な、かけがえのない存在である。そんな子どもたちを遺して、自分がこの世を去らなければならなくなったとき。最大の心残りは「子どもたちの将来」以外にあり得ない。
ランディ・パウシュは自分の両親を尊敬し、妻を愛する、真に家族思いの人間である。そんな彼が癌であることを告知された瞬間、頭によぎったことは「子どもたちはどうなるのか」という思いであるに違いない。限りある時間の中で、自分が子どもたちにしてやれることは何なのか。考えに考えぬいたはずである。
その結果、ランディ・パウシュはこの講義を子どもたちに遺すことに決めた。「子どもの頃の夢を本当に実現するために」と題された授業の中で、彼は自分の子どもたちの幸福な未来のために、生きている自分が今彼らにしてあげられることの全てをその中につめこんだのだ。
だから、この「最後の授業」には彼の命が、魂が宿っている。子どもを残して逝く無念が、明るく、前向きに語られる――。
ランディ・パウシュは確かに、素晴らしい教授である。
でも、この本の中の彼は「世界一の父親」である。
人間として、親として、彼から大切なことを教えてもらった。
■誰もが経験できることではない 評価5 日付2008-08-13本書は、こどもの頃の夢を叶えた父親(パウシュ博士)が、大学でのLast Lecture (最終講義)という形を借りて、自分の子供たちに送ったメッセージである。研究者であり、教師であるから、その想いを講義という形で「言語化」できた。このメッセージを一般に公開するのに値する人生を送ることができたことを博士自信が幸せなことだと認めている。
この本は、死を控えた人間の力についての本ではない。また、処世術の本でもなく、がんと闘う闘病記でもない。読者がすすんで、感動したり、泣いたり、勇気づけられたりしようとするのは正しくない。(私も含めてだが)読者の人生が、この本の内容に呼応するかどうかが問題だろう。
DVDと本は内容が重複する部分があるが、言語と映像が互いに補っている。DVD付きをお勧めする。
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